私たちが振付した曲の、振付に込めた想いやエピソードをご紹介しています。
今回は、NMB48「ワロタピーポー」です。
今回紹介する楽曲は2017年にリリースされたNMB48の「ワロタピーポー」です。私たちCRE8BOYが初めてNMB48さんの振り付けを担当した楽曲です。
目次
イントロ
NMB48の曲はイントロで盛り上がる曲がとても多く、この「ワロタピーポー」もとても盛り上がる曲に仕上がっています。最初からテンションが上がる振り付けにしました!
この曲は、日本のお祭りをイメージした方向性で振り付けを作っています。
1番のAメロ
♬ 何かをやれば叩かれる 反論すれば大炎上 揚げ足取られて拡散中 とにかくこの世は住みにくい
ひたすら波を表現しています。この波は、画面上に流れるコメントの「www」をイメージしています。
また、「ソーラン節」の冒頭で使用される振り付けもオマージュしています。
この振り付けは腰が低ければ低いほどかっこよく、メンバーでは山本彩さんがめちゃくちゃカッコいいです!
1番のBメロ
Bメロはライブでファンの皆さんからコールがあると予想できたので、コールに合うような振り付けにしました。
サビ直前の振り付けも注目ポイントです!太鼓を叩くような盛り上がる振り付けになっています。
1番のサビ
サビはなんといっても体で表現する「w」、いわゆる”ワロタポーズ”に注目です!
親指が立ってしまうとウルトラマンに登場する敵キャラ・バルタン星人になってしまうので注意しましょう。
サビの最後に腕を振って体を回す振り付けがあるのですが、ここが速くて難しいポイントです。
NMB48のキレッキレのカッコよさが出ている箇所になっています!
2番のAメロ
♬ 対岸の火事なんか他人事 安全地帯から見物中
ここでは、雑踏感や人混み感を出して「他人事」を演出しています。
また、曲の「ピロピロピロピロ」という音にハマるような振り付けになっています。メンバーの首の柔らかさに注目してください。
MV撮影では城恵理子さんの元気いっぱいのダンスや山本彩さんの安定感抜群のダンスが印象的でした。
ワロタピーポーは激しい曲の上、衣装のヒールが高く疲れるはずなのですが、メンバーの体力やタフさに驚かされました。
2番のサビ
2番のサビは1番の「ワロタ」が「ニゲタ」に変わっているので、逃げ始める様子を出したい…そこで、足のステップを変更して、逃げ始める感じやちょっとした違和感を表現しました。
2番終わりの間奏
ここは、フォーメーションが命です!
難易度の高い振り付けを踊りながら位置を移動しなければなりません。また、メンバー同士の動きがずれてしまうと、振り付けの細かいところが揃って見えなくなり、バラバラな印象を与えてしまいます。
立ち位置表はこんな感じです。
この矢印に沿って動くと綺麗なのですが、実際は平面ではありませんし、思ったより動ける範囲も狭いです。
かなりの難所となっていますが、メンバーのみんなはすごく綺麗に踊ってくれています。ぜひ注目してください!
3番のBメロ
♬ そこにいるのか? それともいないふりか?
右ピースと左ピースを寄せ作る「指ワロタ」で変化を出しています。また、全員が画面に収まるフォーメーションにもなっています。
3番のサビ
小文字のワロタから…
大文字ワロタ!
個人の小文字”w”が隣と繋がって大文字”W”になります。
4番のサビ
♬ 逃げろ!ニゲタ! ニゲタ! ニゲタ! ニゲタピーポー
2番終わりの間奏でお見せした「立ち位置表」はメンバーがどこに立つのかが分かるもので、曲の最初から最後まで立ち位置表があります。そして、ここの4番サビでは立ち位置表に唯一”自由”と書いてあります(笑)
メンバーの自由に走って踊る姿を楽しんでください!
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